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ケアブリーチについてて



ヘアカラーを楽しむ上でブリーチ剤は切っても切れない薬剤のひとつです。
ブリーチを使用することで、より思い通りのヘアカラーを楽しめる一方、髪が傷むものというイメージを持たれている方が多いのではないのでしょうか。
今回はそんなブリーチ剤ついて、また弊社から発売中のヴィーガンブリーチについてご案内しておりますので、ぜひご覧ください。

 
ブリーチ剤とは毛髪内のメラニンを分解し毛髪を明るくするもので、染料は含まれておらず、髪本来の色を明るくするもので、ブリーチ、ハイブリーチ、ケアブリーチ、脱染剤に分類されます。

・ブリーチ:通常のブリーチ剤を指します。
・ハイブリーチ:通常のブリーチよりリフト力(明るくする力)が高く、その分毛髪へのダメージも強くなります。
・ケアブリーチ:通常のブリーチより毛髪に対してのケアに特化したもの、毛髪への負担は少ないがリフト力は弱いと言われています。
・脱染剤:リフト力を最小限に抑え染料を落とすことを主としたブリーチ剤です。

 
ブリーチ剤の使用は、明るくする過程で毛髪中のメラニンとタンパク質、脂質、水分などの流出に繋がります。
タンパク質の流出は髪の強度、弾力の低下(断毛、ボリューム低下)に繋がり、脂質、水分の流出は髪のまとまり低下、表面の滑らかさの低下(広がり、ざらつき)に繋がります。
これらがブリーチによるダメージとその原因と言われています。
 

一方でケアブリーチはタンパク質、水分の流出を抑えダメージホールの抑制、破断強度の低下、まとまり低下を抑制できるブリーチです。破断強度の低下を抑制することで、ブリーチを繰り返すことで起きる断毛を通常のブリーチに比べて抑えることができます。
ただしケアブリーチを使用しても過度なブリーチの繰り返しは断毛を起こす要因となります。


 

 
ブリーチ施術は毛髪を明るくする、つまりその人が本来持っているメラニン色素の色を薄くしていくだけで、色相を変えることはできません。
黒髪の場合はブリーチ施術を繰り返すと、黒 → 赤茶 → オレンジ → 黄色 → 薄い黄色 → 白 の順番で変化します。
したがって希望の色相にするためにはブリーチ施術後にカラー施術が必須ですが、アルカリカラーの場合は、色に関係なく施術の過程でメラニンの分解があるのでタンパク質、水分、脂質の流出がおきます。
※酸性カラー(マニキュア)や塩基性カラーなどは表面吸着なのでメラニン分解は行われないので例外です。


カラーの発色、カラー施術後の色持ちは毛髪にダメージがあるほど悪くなり、希望のカラーにするため、またそのカラーを長持ちさせるためには、ブリーチ、カラーで毛髪に極力負担を与えずに施術をすることが重要になります。
 
VEGAN BLEACH※1はケア力とリフト力をバランス良く調整したケアブリーチ剤です。
タンパク質の流出、破断強度の低下を大幅に軽減、尚且つ今までのケアブリーチ※2で課題であったリフト力を改善しました。1度の施術で15Lv程度までリフトでき、しっかりリフトさせながらも繰り返しのブリーチ施術でも断毛が起きにくく、オンカラーのベース作りに最適なブリーチ剤です。
ぜひ一度お試しくださいませ。

ヴィーガンブリーチページ
https://www.no3.co.jp/products/color/vegan-bleach/

 
※1ナンバースリー ヴィーガンブリーチ 脱染脱色剤 【医薬部外品】
〇過硫酸塩配合の製品でカブレたことのある方には絶対に使用しないでください。
〇本品は過硫酸塩配合の製品で、アレルギー反応をおこすことがあります。
※2当社ナンバースリーBPプラスと比較